昭和49年 慶應義塾大学医学部卒業
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昭和49年 慶應義塾大学医学部卒業
腎臓内科
医療法人社団湖歩会理事長
平成28年5月12日(木)より、木曜午後の診療を開始しました。
ご予約は まで。
当院は、平成13年11月1日より、主に慢性腎臓病の患者さんを診療し、人工透析などの治療を行って参りました。
糖尿病、高血圧、高コレステロール血症、痛風はすべて血管の劣化を起し、延いては透析に至る病気です。「人は血管とともに老化する」といわれているように、健康と若さを維持して長生きするためには、血管の劣化予防が大切です。当院では現在、病状によっては血漿交換による動脈硬化の治療も行っています。この治療による症状の改善を目の当たりにしておりますが、その理由ははっきりしません。この治療により血液から除去されたものの中に、未知の増悪因子があるものと思われます。血管の老朽化に関与する動脈硬化関連遺伝子だけでも208遺伝子あるといわれ、劣化を引き起こす疾患による影響も各々の遺伝子の表現型(遺伝子の個性のようなもの)組み合わせにより個々の人で異なります。当院では、一般的な検査だけでなく、個々の関連遺伝情報を調べ、その人に応じた治療を行うことを目指します。
腎不全患者に対する透析療法(血液透析、腹膜透析)など、体液中のバランスを整え、様々な疾患における異常物質の除去療法を主に行っております。
透析医療に対して正しく理解して頂けるよう努め、合併症に対しても他科と連携し総合的に治療を進めております。
糖尿病は、食事で摂った糖をエネルギーに変えるときに必要なホルモンであるインスリンの異常から起こる病気です。インスリンの産生や分泌が不足したり、インスリンが十分に働かなくなると、血液の中にブドウ糖が溜まり糖尿病の状態となります。
糖尿病を放置しておくと、網膜症、腎症、神経障害などの合併症が起こります。食事療法や運動療法、薬物療法などをきちんと行い、血糖値をうまくコントロールして合併症を防ぐことが重要です。